いつのまにか、あっという間に10月です。7月末から展示してきた窪田弘子さんのねこ刺繍展も今週でいったん終わります。(また機会がありましたら、店内に飾りたいと思っておりますし、本の販売はこれからも続きます。) 地元紙の河北新報夕刊に大きく取り上げてもらったこともあり、大勢の刺繍ファン、ねこファンの方がいらして下さいました。本の通販も、コメントの書き込みがちょっと大変かとも心配したのですが、北海道から鹿児島まで日本各地からご注文をいただいております。
ギャラリーは、というかカフェ空間も含めて、グラニーズは来週からほぼ10月いっぱい、田崎裕子さんの優しいフェミニンなテンペラ画の数々が店を飾ることになっています。
9月最終週の赤毛のアンランチも盛況で、お客様の多い日は私も久しぶりにキッチンに助っ人に入って大忙しだったこともあり、せっかくの素敵なランチの写真を撮るのを忘れてしまいました。普段は「羊肉はちょっと」という方からも「このシェパードパイ、おいしかった」と言われ、デザートのキャロットケーキは好評でしたのでこれからは普段の軽食メニューにも加えることになりました。「次は何の物語を?」とも聞かれました。アラビアンナイトは?という意見もありますし、アガサ・クリスティはどう?とか、バージニア・ウルフ家の食卓は?とか、思いつきはいろいろありますが、11月末にクリスマスの雰囲気で考えたいと思います。
グラニーズのさまざまな教室や集まりも日々、変わりなく続いています。フラワーアレンジメント、読書会、おしゃべり会etc. 私のその時々のチャリティグッズ作りも。
昨日はクレイジーキルト教室のワークショップでしたが、今回はピンビーディングという技法をしました。これは堅く綿詰めした土台のピンクッションにビーズをピンで刺し止めてゆく手芸です。実用というより飾りものです。誕生日や結婚のお祝いにビロードやサテン地にイニシャルをパールビーズで止めた豪華なものもありますが、昔、クリミア戦争のとき、戦地の兵士たちが戦いの間の束の間の休息時間、故国の恋人や家族のために作って送ったというような歴史もあります。スウィートハートピンクッションと言ったそうです。みなさんの作品と私の小さなハートです。
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