About Us

そこに行けば心を豊かにしてくれる空間、

お茶を飲んでいるとつい時間を忘れそうになって、

一人を楽しみたい人もおしゃべりを楽しみたい人も、みんなを楽しみたい人も、

それぞれがそれぞれに過ごすことのできるちょっとした隠れ家が、グラニーズです。

本と手作りと日々の暮らしを愛する女性のために!

2017年11月7日火曜日

気がつけば.....

田崎裕子さんのテンペラ画展も好評のうちに幕を閉じました。9月までの猫刺繍展、それに続く10月のテンペラ画展と、グラニーズギャラリーにおける私個人にとって大きな意味のあった今年の二つの作品展が終わり、ホッとすると同時にちょっと気が抜けた感じでブログの更新もサボっていました。一方では選挙もありましたし身辺さまざなニュースもありましたし。

ちょっと早いのですが季節の変化も追いつけないほどに速いので、昨日のワークショップはこんなものを作りました。
 

少しでもたくさん作ってショップに置こうと思うのですが、一個作るのに3時間弱かかります。チャリティですから高い値段はつけられないし。手仕事品の値付けは難しいです。

2017年10月10日火曜日

田崎裕子テンペラ画展

今日から田崎裕子さんのテンペラ画展が始まりました。ギャラリーだけでなくカフェスペースも使いました。グラニーズ全体にどの作品もしっくりとまるでいつもそこにあったかのように収まっています。そのままいつまでもそこに在って欲しい程に。









こういう心を静めてくれるたたずまいを好きだなあ、とあらためて思ったことでした。









2017年10月3日火曜日

10月です

いつのまにか、あっという間に10月です。7月末から展示してきた窪田弘子さんのねこ刺繍展も今週でいったん終わります。(また機会がありましたら、店内に飾りたいと思っておりますし、本の販売はこれからも続きます。) 地元紙の河北新報夕刊に大きく取り上げてもらったこともあり、大勢の刺繍ファン、ねこファンの方がいらして下さいました。本の通販も、コメントの書き込みがちょっと大変かとも心配したのですが、北海道から鹿児島まで日本各地からご注文をいただいております。

ギャラリーは、というかカフェ空間も含めて、グラニーズは来週からほぼ10月いっぱい、田崎裕子さんの優しいフェミニンなテンペラ画の数々が店を飾ることになっています。

9月最終週の赤毛のアンランチも盛況で、お客様の多い日は私も久しぶりにキッチンに助っ人に入って大忙しだったこともあり、せっかくの素敵なランチの写真を撮るのを忘れてしまいました。普段は「羊肉はちょっと」という方からも「このシェパードパイ、おいしかった」と言われ、デザートのキャロットケーキは好評でしたのでこれからは普段の軽食メニューにも加えることになりました。「次は何の物語を?」とも聞かれました。アラビアンナイトは?という意見もありますし、アガサ・クリスティはどう?とか、バージニア・ウルフ家の食卓は?とか、思いつきはいろいろありますが、11月末にクリスマスの雰囲気で考えたいと思います。

グラニーズのさまざまな教室や集まりも日々、変わりなく続いています。フラワーアレンジメント、読書会、おしゃべり会etc. 私のその時々のチャリティグッズ作りも。


昨日はクレイジーキルト教室のワークショップでしたが、今回はピンビーディングという技法をしました。これは堅く綿詰めした土台のピンクッションにビーズをピンで刺し止めてゆく手芸です。実用というより飾りものです。誕生日や結婚のお祝いにビロードやサテン地にイニシャルをパールビーズで止めた豪華なものもありますが、昔、クリミア戦争のとき、戦地の兵士たちが戦いの間の束の間の休息時間、故国の恋人や家族のために作って送ったというような歴史もあります。スウィートハートピンクッションと言ったそうです。みなさんの作品と私の小さなハートです。






              

              

2017年9月11日月曜日

モンゴメリさんの『赤毛のアン』ランチ

グラニーズのカフェでは時々、物語にまつわるランチを限定数ですがお出ししています。お客様に楽しんでいただくためでもありますが、作る側にとっても大きな楽しみです。グラニーズのキッチン担当スタッフは皆お料理好きで、メニューが決まると張り切って暮らしの手帖なみに試作、試食を繰り返し、おいしさを追求しています。

そんなグラニーズカフェの今月の物語メニューは、『赤毛のアン』のモンゴメリさんのレシピです。

                   
                

モンゴメリさんはお料理が大好きで、小説家にならなかったら料理人になりたかった、と日記に書き残しているほどだったとか。牧師夫人でもありましたから、教会の集まりのときには自ら台所に立って大勢のために食事の用意をしたそうです。手書きのレシピノートは今も残り、それを大切に譲り受けた方が本にまとめていますので、今回のメニューはそれを元にしました。
『赤毛のアン レシピノート ― L.M. モンゴメリの台所から』 東洋書林


メインディッシュ   シェパードパイ  ツナときゅうりのサラダ   トマトゼリー

食後          キャロットケーキ  ミルクティー


9月25、26、27日の3日間、1日5食限定ですので、ご予約頂けるとうれしいです。


ところでモンゴメリさんの有名なクレイジーキルトがあります。10年ぐらい前になるでしょうか、仙台の藤崎デパートで ”赤毛のアン展” があったとき、私はそれを実際に見ることができました。小さなシルクの端切れが(10センチ位の長さがあれば大きな方で、それよりも小さなものがほとんどだった記憶があります)丹念につなぎ合わされ、接ぎ目には細かなステッチがかけられ、大きさは120センチ四方くらいではなかったかと思います。12才で作り始め16才で完成したそうです。その頃の少女たちにとって針仕事は当たり前のことだったのですね。

                                                                           

2017年9月4日月曜日

9月のワークショップ

毎月第一月曜日はワークショップとしてさまざまな手芸技術を楽しんでいます。今日はみんなでドッティーちゃんを作りました。それぞれに表情、髪の色も個性さまざまです。染めたレースモチーフ、足に使ったビーズフリンジもこれまでにやったワークショップの成果です。





2017年9月1日金曜日

店用小物

カフェで使う秋色のティーマットを2枚作りました。最初の頃に作ったものが少し染みになったりしていますので、交換のために時々作り足す必要があります。

                            

         
クレイジーキルトを始めた最初の頃、シームステッチにさまざまな糸を試すのが楽しくてしかたありませんでした。。海外の人たちと糸の交換もたくさんしました。最近は自分にとって使いやすい糸がほぼ固まってきましたので、たまった糸の整理にタッセルを作っておこうと思いつきました。これもチャリティグッズを買って下さったお客様にお礼に差しあげたり、小物を作ったときにどこかにプラスしたりと、用意しておくととても重宝します。





2017年8月25日金曜日

雨記録

一昨日、久しぶりに太陽は見ましたが夕方から雨、昨日はやはり午前中晴れたと思ったら午後から雨、今日も朝がた目が覚めた時は晴れていたのにまた降り(後で晴れましたが)、仙台は35日間連続の雨で、この記録は昭和9年以来とか。明日降ったら記録更新です。

このクレイジーブロックはシームステッチが終わったところですが、あまりコテコテ飾る気もなくて、最終的に何にしようか考え中です。
                               

2017年8月23日水曜日

今年の夏休み

今日は久しぶりにフラワーアレンジメントでした。              
              
              

グラニーズの夏休みも終わり、一昨日から通常の毎日に戻っています。仙台の今年の八月はおよそ夏とは呼べないお天気で、七月末から雨が文字通り一か月降り続き、日照時間は平年の10%、気温は23~25℃。昨日午前中ようやくひと月ぶりに太陽が出ましたが午後からは曇り夕方はまた雨記録を更新しました。今日は久しぶりに晴れマークの一日でした。夏の日差しが戻ったというより秋の気配の一日ではありましたが。

雨の前は猛暑の夏日が続いていましたのでとても草むしりなどする気になれず、少し涼しくなってからと思っていたら連日の雨で、草は勢いよく伸びてはびこり、庭はジャングル状態です。異常な夏でした。これからが一仕事です。

                               



10日ほどのお休みの半分は自宅に人が来たり急な不幸があったり、普段たまっている家事を片づけたりでなかなかゆっくりできませんでしたが、それでも本を読んだり新聞を整理して切り抜きをしたり、何か月おきかの暮らしの手帖バックナンバー入れ替えもして古い記事に読みふけったり、と自分の時間も持てました。花森安治さんの一銭五厘の旗を表紙にした号などもあり、あ、作ってみたいと思ったりしました。田辺聖子さんの「シンプルかゴテゴテか」というエッセーなども面白くて、古い雑誌でも飽きません。しかし八月は広島、長崎、終戦の月ですから、暮らしの手帖の記事もそれに関わるものは多く、グラニーズで購読の新聞は琉球新報、沖縄タイムズですから沖縄戦の記憶と将来への非戦の願い、それが省みられない現在の基地問題の記事に埋まっています。そのせいか夏休み中に読んだ本は沖縄関係が多かったです。

太田昌秀さんの「沖縄のこころ」(岩波新書)に書かれていた戦争中最後の沖縄県知事だった島田叡という人に興味がわき、英文学者の中野好夫さんがその人について書いているのを知り、読みました。今ちょうど球児たちの熱闘甲子園ですが、二人は旧制三高野球部の先輩後輩だったのです。沖縄のお役人たちが皆出張にかこつけて本土に逃れようとしていたとき、米軍の沖縄上陸直前の昭和20年1月に赴任した島田知事はもっとも困難な数か月を県民のために働き、最期はいまだに不明、今も沖縄では誰からも慕われているとのこと。守備隊の司令官の一人で島田知事を尊敬してやまなかった太田実少将はすでに通信機能を失った知事に代わってと最後の沖縄の現状報告を上層部に打電したとき、県民の絶望的で悲惨な戦いを報告した最後に「沖縄県民かく戦えり、県民に対し後世特別のご高配を賜らんことを」と結んだと言います。最後まで高潔な人たちもいたという救いの気持ちの一方、ご高配を賜るどころか沖縄の人々の思いは今も踏みにじられ続けていることに心が痛みます。沖縄タイムズに載った8月12日の4万5千人もの人々が集まった県民集会の写真です。この人々の希望は無視されて良いのでしょうか?


2017年8月6日日曜日

ニードルブック

先日の小さなクレイジーブロックはこうなりました。ニードルブックです。



さて、グラニーズでお預かりしているHiroko さんの猫刺繍本は、在庫がほぼ半分になりました。ご希望の方はお早めにお求め下さることをお勧めします。

2017年7月31日月曜日

八月 

明日から八月です。今年が半分以上終わってしまいました。
前に布接ぎをしていたいかにも夏の感じの小さな素ブロックを見つけたので、久しぶりに賑やかに飾りました。


”Summer Garden" です。

2017年7月21日金曜日

ねこ刺繍の本

メディアにはまだ全然宣伝もしていないのですが、今週たまたまグラニーズにいらしたお客様は、ギャラリーの展示を見て、えー、これ、あのテレビでやっていたねこ刺繍の実際の作品なんですか?!と幸運に目を輝かして下さいます。

Hiroko さんと相談したのですが、この広い日本でただ一か所、本の販売を著者から許可していただいている店として、欲しい方は直接お店に来て買って下さいというのも遠くの方にはあまりにハードルが高すぎるかもしれませんので、このブログのコメント欄からのお申込みに限り、通販にもお応えしようと思います。ブログへのコメントは公開の前にチェックされますので、個人情報が外にでることはありません。メールアドレス、お名前をお知らせ頂ければ、こちらからご連絡を差し上げます。

アメリカでの有名な刺繍サイトでこの本が大絶賛のレビューを頂きました。スタッフの一員として私もうれしくてたまりません。作業をしているときは大変なことも山ほどでしたが、今はそんなことも吹き飛びました。Hiroko さん、本当によかったですね!!

2017年7月18日火曜日

ねこ刺繍展

暑い日が続きますが、この連休、”ねこ刺繍展” の準備が終わり、無事今日からギャラリーでの展示を始めることができました。素人写真ですので額縁のガラスに光が反射するのをうまく処理できなくてきれいにお見せできないのが残念です。是非ぜひ、ギャラリーにいらして実際に作品を見て頂きたいと思います。
                              







作品につけたキャプションはねこ刺繍本、”EMBROIDERED CATS" の英文の日本語訳からの抜粋です。数行しかつけられませんでしたが、 Hiroko 刺繍の奥深さが垣間見えると思います。本にはぎっしり、ねこ刺繍のノウハウが詰まっています。英語を丹念に読み込めば、「なるほど」と思える創作への理解の深まる言葉があふれていますし、英語を読むのはちょっとしんどい方でも、一つの作品が徐々に出来上がってゆく様子が高速写真のように一コマ一コマ連続していて、どの糸でどういう風にステッチが加わっていくのかを追いかけていくことができますから、写真をみるだけでも楽しくなります。そしてその気になれば、誰でも”ねこ刺繍”に挑戦可能なくらい、Hiroko さんは惜しげもなく自分の刺繍技術の秘密をさらけ出してくれています。

そしてまるで猫の写真集のように、Hiroko さんのこれまで刺したねこ刺繍の数々に会うこともできます。刺繍がお好きな方にも猫がお好きな方にも貴重な本だと思います。

企画展としてのこの作品展は9月末までの予定です。

2017年7月12日水曜日

ワークショップ

グラニーズではクレイジーキルトの教室を開いています。私は、パッチワークや編み物を含め手芸の教室にはほとんど通った経験がありません。しかしどうしてもやりたかったクレイジーキルトに刺繍は必須でしたので、阿倍恵美子先生が仙台にいらしたとき2年間お世話になりました。ほとんどおしゃべりや本を見ることに時間を費やして、作品らしい作品も仕上げないままダメ生徒で終わりましたが、唯一の教室体験には良い思い出がいっぱいです。

ところでクレイジーキルトには手芸のさまざまなテクニックを知っていることがとても便利なのです。極める必要はなく、いろんなことを広く浅くちょっと知っていてそれを使うことがクレイジーキルトの作品に奥行きを与えてくれます。いろんなことを知っていればちょっとした工夫で生活も楽しくなります。そんなわけでグラニーズでは毎月第一月曜日はワークショップとして、さまざまな手芸テクニックを楽しむ日にしています。(ただ原則として参加は、クレイジーキルト教室メンバーに限っています。)

今年に入ってからは、タッセル作り、扇型のブロック、レース染め、ピンクッション、ドーセットボタン、ペーズリーのモチーフ刺繍というようなことをみんなで楽しんできました。昨年までさかのぼるとビーズ刺しゅう、リボンワーク、クモの巣のモチーフ刺繍、カボション、ピンビーディング、鉤針編みのコサージュetc です。今月は小さなコラージュと言ったらいいのか、こんなことをしました。

                           









編み糸、布、レース、ボタン、ビーズ等など、半端に残ったものを集めて作ります。一つずつブローチやタグにしてバッグにつけてもいいし、こんなふうにつないで壁に飾ってもいいですし、使い方はお好きにどうぞ。下の写真はクラスのEさんの作品です。

                              

2017年7月6日木曜日

フリッカー友だち、ヒロコ さん

先回、チャリティ作品を紹介したとき、、私のフリッカーのアルバムにご案内しました。フリッカー(Flickr) はおそらく 今人気のインスタグラムと同じようなものなのですが、インスタグラムほどに日本では一般的になっていません(と思います)。アカウントを作るのに英語しか使えないのがネックなのではと思います。私は昔、クレイジーキルトを始めたとき、海外のグループやオンラインのクラスに参加するのに、作品をネット上で共有する場所としてFlickrとBloggerがどうしても必要で、苦労してページを作りました。そのため今もそれしか使えないでいます。
 
ですから、フリッカーで hiroko という名の日本の人を見つけたときのうれしかった記憶は今も鮮やかです。私はその人の写実的な、しかし暖かな感じのする刺繍がとても好きになり、しかも日本の人に出会った嬉しさですぐにメールを送りました。以来、お付き合いは10年になります。私は彼女がまだいろいろ刺していた頃の素晴らしい作品、龍の巾着を宝物にしています。震災のときにも暖かなメールが届き、励まされました。そんな hiroko さんがいつのまにか、今ではねこ刺繍のシャツで一気に世界にその名を轟かしています。
 
ヒロコさんは刺繍を習ったことはないのだと言いますから驚きです。でも、だからなのか、刺すものにも刺し方にも形にとらわれない自由さがあります。天性の才能、ナチュラルなのだと思います。
ブログに綴られる言葉も天衣無縫のヒロコ節で、人への好奇心や気配りが伝わってきます。

そんなヒロコさんが海外の人向けに本を作ることを決めました。その仕事をお手伝いする末席に連なる機会を与えられたのは昨年の11月、しかもこのグラニーズにその彼女の刺繍作品を飾り、本を売るお許しまで頂いたのです。私にとっては5月が最高に忙しかったです。そしてようやく本が出来上がりました。

まずは彼女の作品アルバムです。
そしてこのグラニーズで本を売るお墨付きをブログに書いて下さいました。

刺繍の展示、本の販売にはもう少し準備の時間がかかりますが、皆さま、楽しみに待っていて下さいね。

                     


2017年6月22日木曜日

文庫カバーやドッティ―人形も

最近、チャリティグッズ作りに追われています。定番のハートサシェの他にも、文庫カバー、久しぶりにドッティ―ちゃんなどまとめて作りました。





文庫カバーでわかったのですが、さまざまある文庫の中でもハヤカワ文庫はサイズが少し大きいのですね。今回はハヤカワ文庫にも対応できる大きさにしました。

ここに全部載せると大変なので、サシェ、文庫カバー、ドッティー、一つずつにしました。他のものも見たい方は フリッカーのサイトにどうぞ。

2017年6月7日水曜日

ハートサシェ

先日お茶にいらしたお客様が、チャリティのグッズをあらかた無くなるほどたくさん買って下さいました。ブックカバー(文庫カバー)5点の注文まで!ありがたいことです。

グラニーズでは暇ひまに作りためた小物を売って、売り上げは4年前の東北大震災で親や身内を失った子供たちのために役立てたいと、あしなが基金が運営しているレインボーハウスへ寄付してきました。当時小学生だった子供は今は高校生かもしれません。高校生だった子供たちは大学生、ひょっとしたら社会人かもしれません。大人は1年2年と年を重ねていくだけですが子供たちは成長し、多感な時期を過ごし、問題に向き合い、一人の人間として自立へ向けて成長してゆきます。私たちは「具体的に(例えば学費に)何にというのではなくても、心に傷を負った子供たちの成長を見守る活動をしているところへささやかな支援を続けたいと思っています。継続は力なりです。




買って下さる方がいるのはうれしいことです。ちょっと閑散となったショップコーナーを埋めるために頑張って集中的にハートサシェを作っていますが、作ったものも次々お嫁にゆき、作っては追加の毎日で、うれしい悲鳴です。ちなみに800円です。ちょっとしたプレゼント用に使いたいと買って下さる方が多いようです。

                                                                               



                               




2017年5月29日月曜日

こんな昭和資料

先日、グラニーズのキッチンと庭を紹介しました。私にとって人に開かれた場所があるのはとてもラッキーです。、たまった持物や好きなものをしまいこまないで人と一緒に楽しむことができますし、クレイジーキルトをやりたい一心で集めた古いアンティークのクレイジーキルトも見て頂けるし、本や雑誌も誰かに読んで頂けるし、しまい込まれていつか処分される運命だった物がもう一度陽の目を見るのです。そして私の残った時間では使いきれないほどの量の布や糸も、全部は無理でも少しずつ形になり僅かでもお金になって震災の微々たる支援になっています。私にとってこのグラニーズは人生を折り返した後の最終的な収穫場所になっているのです。

自宅の庭にあった物置きを4年がかりで片づけました。お宝はありませんでしたが、昔の道具が捨てられなくて少し残しました。洗い張り用の板とか裁縫台、茶箱など。古い足踏みミシンの修理を頼んだら、きれいにニスも塗りなおされ1万5000円で使えるようになりました。
                      


こんなものも出てきました。今や昭和の歴史資料です。

昭和12年~15年の婦人雑誌の付録ですが何ともレトロで面白いです。左端は「戦時下の家庭経済—和服類一切の実際再生法」、昭和13年婦人倶楽部11月号付録です。表紙のモデルは何と山田五十鈴さん。
                                
              
                             

裏表紙のみやこ染の広告ページには「此の一瓶愛国の結晶!愛せよ物資!節せよ消費!純毛はなくなる純綿はなくなる今までの衣類が一層貴重になってきました。派手すぎる地味すぎる色さめたもの等みやこ染で染替えて役立てませう国策のため」の広告文。
                                
              

太平洋戦争が始まったのは昭和16年ですからまだ資源が底をつく最悪の時代にはなっていません。和服をリメイクしたり洋服に作り直したりのアイデア、セーターの編み直しや手作りアクセリーという、工夫して精いっぱいおしゃれをしたい女心への配慮がまだ感じられます。

でも今はもし戦争になったら、食べ物や物の不自由さを愚痴るひまもなく一気に、ヒロシマ長崎が出現するのかもしれません。現在の日本に戦争は絶対に不可能なのだと先日、山口二郎さんの講演で聞きました。集中化した大都市と原発集中地域を通常兵器で攻撃するだけで日本を壊滅させることは可能なのだと。平和とは日々の暮らしが続くことだとつくづく思いました。